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ジルコン.

    ↓下はハイタイプ、透明無色のジルコン



和名 : 風信子石

宝石名 : Zircon / ジルコン

モース硬度 : 6 ~ 7.5

屈折率:1.92~1.98  (ハイタイプのみ記載)

比重 : 3.90 ~ 4.73

光学効果 : ダブリング(複屈折性)



ジルコンは12月の誕生石であり、ダイヤモンドに勝るとも劣らない輝きを放つ素晴らしい宝石だ。
古代ペルシャ語で「zar)」、「gun)」に由来していると言われている。
カラーバリエーションは、青や無色は有名で、赤、黄色、緑等がある。
赤は高価、緑色で綺麗な物はマニアには必須コレクションと言える。

産地は幾つかあるが、カンボジア産のラタナキリブルーと言われる美しい青色のジルコンは高価で取引されてる。
ただし、現在では鉱山や加熱方法の伝え方の問題で、市場総量が増えていく事は見込めない。

上記画像に「ハイタイプ」とあるが、その他に「ロータイプ」「中間体タイプ」がある。これは、放射線による結晶構造の損傷具合を表し、ハイタイプは損傷具合の低いものである。加熱によって結晶構造がある程度戻るので加熱ジルコンはハイタイプになる。屈折率等もタイプによって変わるがここでは割愛する。

ジルコンは基本的に加熱処理され、加熱の温度によって美しい青や透明に変化する。
これに至っても、全てのジルコンが綺麗な青くなる訳でも、完全無色になるわけでもない
カンボジア産のジルコンのみ青色になると言われている。
そして、加熱して透明になったとしても、色が安定せず色づいてくる事もあるので、
原石自体のポテンシャルが価値に大いに依存する。

※加熱による実験及びギャンブル販売も過去にやっていた。(下はその時のやり取りである。)


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